台風一過 集合意識がやばかった件
長崎より、こんにちは!
先週から、慌ただしい日々を送っています。
というのも、1週間で台風が2つ来ました。
台風9号は風はまあまあ吹いたものの、そんなに大変だった印象はないのですが、本当に台風10号が大変でした!
何が大変かって…
情報です!!!
私は普段からテレビは見ないようにしているので、あまりテレビをつけはしなかったのですが、一応台風情報は見ようと思ったのです。
それがですね…。
『命の危険が!』ってのを連呼されるのです。
さらに台風10号は、過去最大級なんて言われてました。
それはわかります。
注意しなければなりませんよね。
命は大事だもの。
避難指示も出たりするから、移動しないといけないですしね。
だけど、だけど!
不安を煽りすぎだと思うんですよ!
きちんと対策して、避難所行くなり、風が強いときに外に出なければ、命の安全は、まあ、大丈夫だと思うんです。
大抵、風が強くなっても屋根の上で作業したり、見回りするから怪我をする。
そして、どれだけ対策していても、罹災するときはする。
命を守るために、不安を募らせるような言葉を使わなければならないメディアの事情はわかる。
だけど、
心配しすぎて苦しくなった人はたくさんいると思う!
どっちかというと、
励ます言葉もほしかった。
私は正直、疲れました。
さらにSNS。
こちらは
情報が多すぎた!
買い占め情報がバンバン流れ、
ドラッグストア、スーパー、ホームセンターは開店前から行列、それに伴い周辺は渋滞。
カップ麺は売り切れ…かと思いきや、辛いカップ麺だけ売れ残り、命の危機があるにも関わらず、好き嫌いはするよって、謎の行動。
これまでの台風ではあまり聞いたことがなかった、『車は立体駐車場に停めるのが良い』という情報が拡散され、駐車場難民が不安を募らせる。
ガソリンスタンドももちろん行列。
どこにも、懐中電灯、乾電池、ガス缶、養生テープ、
車のカバー、パン、辛くないカップ麺、紙皿が売っていない。
買い占めも3日前から始まっていました。
早く動いた者勝ち。
『台風、怖い』
『棚の品物全部ひとりで買って行った客がいた』
『開店前から並んでいた』
『家の中のものもビニールで包んで補強した』
『パチンコ屋さんが立体駐車場を開放するらしいので、みんな調べてみて』
『台風対策にはこれをすべき』
『避難所は満員になっている』
『不安でたまらない』
『うちはこんな対策をした』
そんな情報がSNSに溢れていました。
『ちゃんと準備したし、大丈夫♪』と思っていても、SNSの情報を見ると、『本当に大丈夫だろうか?』と不安になってきます。
どれも、命を守るために大事な情報かもしれない。
だけど、多くの人の不安が、不安を呼んでいた。
コロナも同じ。
マスクの買い占めも同じ。
どこかで、『自分だけ助かれば』という思いを感じる。
私は正直、台風なんて何度も経験したし、大丈夫だとはじめは思っていましたが、周りの不安に飲み込まれました。
自分の軸は持っていようと思っていたけど、揺らいだ。
パートナーの方が堂々としていて、食料もそんなに買い込まなくて大丈夫だよと言ってくれたのが救いでした。
命の危険があるので、不安になるのは仕方ない。
だけど、そんな時こそ、
不安を撒き散らすようなことをせず、
大丈夫だよ
という一言が欲しかったのかもしれない。
…って。
あなたは大丈夫!的なことを別のブログで書いてるのだが、今回の台風の集合意識はやばかった…
もっと、自分と向き合って、軸を作るようにしよう…